算数好きの子どもに育てるには?0歳児編②

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こんにちは、算数好きのお子さんに育てるにはどうしたらいいか、そのためのコツを紹介します。今日は、親はアナウンサーのように語りかけるべし、ということについて書いていきたいと思います。

音がしない静かな環境は赤ちゃんに幸せなのか

お子さんが初めてのお子さんだとしましょう。そうするとお母さんと赤ちゃんが二人で過ごすときには静かな環境でいることが多いのではないでしょうか。これが上に兄弟がいたりしたら、きっと話し声やテレビの音、歩いたりおもちゃで遊ぶ音が赤ちゃんの耳にもひっきりなしに入ります。赤ちゃんとにとっては親御さんや家族の声や生活音がしている方が実は自然なのです。初めてのお子さんの場合日はとかくお昼寝の妨げにならないようになどと気にして、ひっそりと過ごす時間が多くなると思います。これっていいことでしょうか。

親の話し声が安らぎや遊びになる

時には静かな時間もいいのですが、0歳児は脳の発達が急速に進み様々な情報を吸収できるように日々変化しています。ですからあまり静かにしていて0歳児に話しかけないのはもったいないことなのです。また、赤ちゃんにとって親御さんの声は大切な人がそばにいてくれることを確認させてくれる音であり、安心と安らぎをもたらしてくれるもの。できるだけ話しかけながら毎日をすごすことが大切です。

 

 

実況中継の名人になる

仕事ができるアナウンサーはどんな人でしょうか。刻々と変化する状況でも、予想外の事態でも柔軟に対応して適切に情報を伝えてくれますよね。このように育児をしながら、アナウンサーが実況中継するようにいつも話しかけてあげてほしいのです。
朝は窓からの景色、朝ごはんを作っているようす、家族がどうしているかなどをずっと聞かせてあげましょう。また赤ちゃんとご飯を食べる時も、抱っこしながらも目に入るものすべてを説明してあげてください。話し声がいつも聞こえてくる環境は赤ちゃんの情緒の安定や、脳の発達のためにとても良いことなんです。

親の語彙数は子どもに影響を与えます

語彙数の差は人により3~5倍の差があるそうです。わが子に話しかける時には、意識的にいろいろな語彙を使っていきましょう。誰でも使い慣れた会話では語数には限界がありますので、とにかく語彙を多く話しかけてください。またいつもでなくてもいいのですが、正しい日本語らしく話してあげましょう。例えば助詞や数詞を入れるなどして詳しく正確に話してほしいのです。
例としては「ミカン食べようかな。」ではなく、「そのミカンを1つ食べてみようかしら。」というふうな具合です。人は普段、分かっていることは省略して話しますよね、でも省略なしで確実に伝えようとして話すのを習慣にしてください。また、語りかけることばが思いつかないなら、歌い継がれてきた童謡や好きな文章や詩なども読んであげると良いと思います。
だれでも会話が上手で語彙の豊富な子どもに育ってほしいですよね、そのためにこつこつと努力していきましょう。

 

 

 

実況中継は最低5分は続ける

話すことに慣れていない人は少し話すだけでけっこう疲れるものです。でも5分位は続けましょう。テンポはゆっくりでいいのです、小さい声でもいいので続けてください。お友達との会話なら何時間でも話せますよね。それと違い赤ちゃんに話しかけるのは、一方的になり疲れやすいと思います。しばらくは赤ちゃんからの反応もないので辛いと思いますが、どんな些細なことでも、また親御さんの独り言のようになってもいいので、5分からだんだん時間を延ばしていきましょう。

反応が出てくると楽しい

月齢が低いと一生懸命に話しても何も反応がないこともあります。そればかりか泣き出したり、喜んでくれないと感じる時もあるでしょう。そんな時は話しを変えたり、また優しい気持ちをこめるなど手を変え品を変えて続けてください。そうすると必ず嬉しい反応があるものです。楽しみにしてください。また喃語が出てきたら、親御さんはそれをオウム返しに真似してあげてください。それが赤ちゃんにはとても嬉しいことなんです。

今日は算数とは直接は関係がないことですが、0歳児の成長にはとても大切なところですのでぜひやってみてくださいね。

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