算数好きの子どもに育てるには?0歳児編①

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こんにちは。お子さんが将来算数好きなお子さんに成長してくれたら、と思う親御さんはとても多いようです。私は幼児の指導や算数教育を長年実践してきました。そこでその経験を通して、どうしたら算数が好きになっていくのか、そのためのヒントになることを書いてみようと思っています。
塾に頼ったり、また教材などがそれほどなくても、気軽に毎日できることをお伝えするつもりです。

0歳児はリズムとお歌

2か3の単位が良い

お歌?リズム?これは算数や数字とは関係ないように思うでしょうが、この時期にしてほしいことはまずはリズムを伝えること。例えば抱っこの時にトントンと軽くたたいてあげるとか、ふっくらした腕をキュッキュッとつかんであげるなど。これは皆さんがもうすでに自然にやってらっしゃることだと思います。それを2拍子とか3拍子のように2か3の単位でやるといいと思います。
そのためには歌いながらやるのが楽しく習慣にもできると思います。優しい声で歌い、目を見ながらやっていきましょう。

どんな歌がいいか

歌は何でもいいのですが、月齢が低い時には意識的にゆっくりのテンポでやりましょう。赤ちゃんはテレビのアップテンポの曲に反応することもありますが、それが好きとか快いから反応してるとは限りません。まずはゆっくりのテンポで始めましょう。うちの子は賢いから早いテンポもOKとは思わないでください。只びっくりしているのかもしれません。お子さんが小さければ小さいほどゆったり歌いかけて、その時に拍子に合わせて何かトントンとたたくとか、抱っこpして歩くとか、気持ちよく揺れを感じることをしてください。
こんな時のお歌は子どもの潜在意識に記憶されますから、パパやママが気に入っている素敵な曲を選んであげましょう。

1,2,3が基本です

1歳の誕生日に1本指を出して「いっさい!」と言えるお子さんもいます。2歳の時に指を2本出して「にさい!」と言えるでしょうか。自分が1歳でなくて2歳になったと分かるお子さんは優秀だと感じています。言えない場合はいろいろな要因があり、言葉が遅い、口が回らない、発音が難しい、気持ちが不安定、などできない理由も様々です。
2歳になった時に発達の段階は人によって様々なのでできなくてもいいのですが、1と2があること。1の次が2という順番があるらいいこと、みんながそれを知ってることを感じられているといいのです。それを目指していきましょう。

絵本も大事

算数のお話しですが、0歳児にとってはミルクやお風呂などと同じ位、絵本は大切です。良い絵本はリズム感があります。数字は出てこなくても読み聞かせを繰り返してあげましょう。読み聞かせは親子の絆を深めますが、何か意味のあること楽しいことを親が伝えようとしていることがお子さんにも分かってくるのです。これが知恵の始まりだと考えてください。
絵本でなくても絵や写真でもいいのです。ただその時にはしばらくの間は混乱しないように、同じ絵ならいつも同じことを語りかけてくださいね。
リズム感のあるものが赤ちゃんは大好きなので、七五調、どどいつ調、繰り返しのあるドドン ドドン ドドンのような擬音を入れたり、など工夫して語り聞かせていきましょう。

つづく

 

 

 

 

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